kyokoの偶偶石 24 ・・・・アンジ君の座布団
本日日曜日は「偶偶石」の記事を書く日です。
一週間ごとのアクセントとなるこのカテゴリ・・・苦戦しつつも楽しく綴っております。
今回は、夫が湧別の浜から拾った石と黒曜石のコンビネーションです。
先週黒曜石の記事を書いた矢先に、北海道新聞の地方版に次のような記事も見つけましたので、まんまる黒曜石に登場してもらうことにしたのです。
今回登場の石に「アンジ君」と名前を付けましたが、
これは黒曜石の産地遠軽町白滝のご当地キャラクターの名前でもあります。
北海道の先住民族であるアイヌの人々は、黒曜石を
「アンチ」「アンジ」のように言い表したそうです。
そこから、白滝のゆるキャラ、アンジ君が生まれました。
アイヌ語の anchi, anji が黒曜石の意味であり、現在でも北海道に地名が残っている。山田秀三著『北海道の地名』から拾ってみる。
現在の「安住」は、オンネ・アンジ川、ポン・アンジ川に因んだものとして、この「アンジ」は黒曜石 (anchi, anji)の意味である。
アンチ・オ・ユーベツ:anchi-o-yupet 即ち、黒曜石・多い・湧別川
(古代史とアイヌ語のウェブページより)
kyokoの偶偶石24・・・アンジ君の座布団
ころころ
ころころ
こくようせき
ぼくの名前はアンジ君
ころころ
ころころ
転がって
いつのまにか
まんまる君
転がり疲れたその先に
待っていたのが
この座布団
収まりよくて
心地よく
ついの住み家にしようかな?
アンジ君が主役のようですが、実は石の個性が際立つのは「座布団」に見立てた石の方ではないかしら???